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♪ 第77話 Mompou, Federico [現代]

♪ Mompou, Federico (1893~1987 スペイン)

♪独断で決めつける有名な曲Best5
1. 歌と踊り      ★★
2. コンポステラ組曲  ★★
3. 前奏曲集      ★
4. 内なる印象     ★
5. 子供の情景     ★
(有名度 ★★★★★=誰もが知っているはず ★★★★=メジャー曲 ★★★=準メジャー曲 ★★=知っているとちょっと誇れる ★=知っているとマニア扱いされる)


社会人何年目か、「歌と踊り第6番」が使われていたテレビ番組ではじめてMompouを認識したかもしれません。ピアニストの熊本マリさんが出演してて。番組名なんでしたっけ。「旅に夢中」だったかな。だいたいいつごろ放映されていたのかも覚えていないですねえ。さて、そのときはムード・ミュージックだと思っていたのです。何かのきっかけでこれがクラシックの曲だということがわかったのですが。調べてみるとMompouの何曲かはエアチェックした音源があって、うーん、でも全然印象になかったのでありました。

その後もしばらくMompouとはほとんど縁がなく年月は過ぎていきました。ちょっと変化があったのは、アリシア・デ・ラローチャが好きになったとき。いつのことでしたかねえ。ラローチャのピアノは、曲が生命を吹き込まれたかのように活き活きとするんですね。とくにスペインのピアノ作品。AlbenizやGranadosは最高ですね。

で、流れで当然Mompouも聴くことになるわけです。「へえ、こんな詩的な音楽があったんだねえ」というのが当時の感想。単純で、静かで、響きに主を置いた、自己主張しない可憐な作品群。民謡を使った有名な「歌と踊り」シリーズ以外も、なんとも独自の美学が貫かれていることにはじめて気がついたのでありました。

実に個性的ですね。独特の透明感に満ちた響きがします。ほかの誰とも違った、遠くからの響きが自分の体内でさらに静かに共鳴するような、そんな感じ。また、誰にもその作風は受け継がれず、完全独立・完全自己完結型の特異点にある作曲家のように感じています。

Mompou自身のピアノ作品集や歌曲集をはじめ、少しずつ聴いてきましたが、まだまだこの作曲家の魅力のほんの一部しか自分には感じ取れていない気がします。これから先も少しずつ静かに内なる音に耳を澄ましていくことで、独自の世界観を少しでも感じ取っていければと思う今日この頃です。

心なしか文章のトーンも静かになってきてしまいました。それでは、このへんでおいとまいたします。


笹崎の好きな曲Best5
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

1. 歌と踊り          民謡につけられた和声のなんとすてきなことか
2. 前奏曲           未出版だった11・12番が出版され、ようやく譜面が全曲揃いました
3. 内なる印象         静かで独特な音楽
4. コンポステラ組曲      美しい和声のギター作品
5. ショパンの主題による変奏曲 構成力よりも美しい和声に耳を傾けたい一品

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

まだまだ不思議な作曲家という印象です。



次回は、MonteverdiとMozart(管弦楽作品)。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★                        ★
★        今月の星占い          ★
★                        ★
★        休日の仕事運は         ★
★       平日よりよい気がする       ★
★                        ★
★                        ★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

夏期休暇前日、翌日の仕事運は最高でした。


では、また。


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♪ 第76話 Milhaud, Darius [現代]

♪ Milhaud, Darius (1892~1974 フランス)

♪独断で決めつける有名な曲Best5
1. スカラムーシュ         ★★★
2. 屋根の上の牡牛         ★★★
3. 世界の創造           ★★
4. ブラジルの郷愁         ★★
5. 打楽器と小管弦楽のための協奏曲 ★
(有名度 ★★★★★=誰もが知っているはず ★★★★=メジャー曲 ★★★=準メジャー曲 ★★=知っているとちょっと誇れる ★=知っているとマニア扱いされる)


ミヨーと読みます。念のため。さて、何の曲をいちばん初めに聴いたのかしら。「屋根の上の牛」オーケストラ・バージョンかな。「スカラムーシュ」かな。と、ここまで書いて思い出しましたよ。「打楽器と小管弦楽のための協奏曲」でした。高校生時代、エア・チェックを始めてすぐ、たまたまこの曲がFMでかかって、ヘンテコな感じがしてちょっと気に入ったことを思い出しました。その次が、上に書いた2曲ですね。

そうそう、同じく高校生時代に譜面屋さんに行って、まったく読めなかったことも思い出してきました。ミルハウドって誰? ググってみよう。

"ミルハウド" に一致する日本語のページ 約 19 件中 1 - 10 件目 (0.18 秒)

ああ、仲間、まあまあいますね。仲間にホネッガーとかいるんですよねー。サチエも。

大学生時代までにほかに「世界の創造」くらいは聴いたと思うのですが、あんまり印象は残っていないです。打楽器協奏曲のほかには「屋根牛」がちょっとポップで楽しいかな、くらいの印象のまま大学生時代を過ぎます。

「ブラジルの郷愁」とか「プロヴァンス組曲」「フランス組曲」といったMilhaudの主要作品は、比較的あとになってから聴いた気がします。社会人になってからかもしれません。そのくらい記憶に残っていない・・・。そうねえ、クレーメルの演奏した「シネマ・ファンタジーop.58b」という「屋根の上の牛」をヴァイオリンと管弦楽のために編曲した版が面白かったくらいで、今でもそれほど好きな作曲家というわけではないです。

いい演奏が少ないからなのでは、と思うことがあります。2つ以上の調を同時に演奏する、いわゆる「多調性」がMilhaudのウリなわけですが、音がまぜこぜになりすぎて面白みが十分引き出せていない気がするのです。透明な軽い音色で、耳のいい演奏家がごちゃごちゃにならないように精緻に聴かせれば、もしかしたら面白いのかも、と譜面を見ながら思うことがあります。その意味ではギーレンの演奏がちょっとよかった。

ああそうか、少ない数の異なる種類の楽器のために書かれた室内楽曲は、Milhaudらしさが出やすいのかもしれませんね。弦楽四重奏曲とかじゃなくて、ピアノ独奏でもなくて、管楽器とピアノのソナタとかね。でも、あんまり印象に残ってないや。

ということで、今でも、クラビノーヴァでたまに「スカラムーシュ」を弾いて遊ぶくらいの作曲家としての位置づけでしかなかったりします。



笹崎の好きな曲Best5
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

1. スカラムーシュ           クラビノーヴァで合わせて遊ぶには楽しい
2. 屋根の上の牡牛           クレーメルの演奏が好き。でも、楽曲構成的に長すぎないか
3. 打楽器と小管弦楽のための協奏曲   へんてこさがすてき
4. 世界の創造             音の分離次第では面白みが出てくるのですが
5. オーボエとピアノのためのソナティナ こういう楽器編成がMilhaud本来の良さが出やすいのかも

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

突然好きになる日は来るのだろうか。


タグ:ミヨー milhaud
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