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♪ 第86話 Paert, Arvo [現代]

♪ Paert, Arvo (1935~ エストニア)

♪独断で決めつける有名な曲Best5
1. タブラ・ラサ            ★
2. ヨハネ受難曲            ★
3. フラトレス             ★
4. ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌  ★
5. アルボス              ★
(有名度 ★★★★★=誰もが知っているはず ★★★★=メジャー曲 ★★★=準メジャー曲 ★★=知っているとちょっと誇れる ★=知っているとマニア扱いされる)

うーんと、どの曲が有名なんだか。

はじめてのPaert体験がいつだったかは忘れてしまったのですが、きっと大学時代の最後の方でしょう。「スターバト・マーテル」や「アルボス」などの作品集のレコード(まだCDじゃなかったと思う)が出て、それをエアチェックしたのが最初と思われます。そのときは、平和な感じだねー、くらいしか印象はなし。

すぐに「タブラ・ラサ」を聞きます。これがインパクトが強くてですね。第1楽章冒頭の4オクターブ差のヴァイオリンのA音の強奏。プリペアド・ピアノの強烈な低音イ短調和音の響き。そして、どうやら数学的(というより算数的)に構成されていることもわかってきます。省略して簡単に書くと、音符のある拍が規則的に増え、休符の拍が次第に規則的に短縮されていき、休符が計算上0になるはずのところでカデンツァが始まるのですね。

「タブラ・ラサ」の譜面を購入して、第1楽章よりも第2楽章の方にびっくり。弦楽のパートは音階をゆっくり演奏。しばらく上昇音階を演奏して、それから下降し、下がりきると上昇(内声は同様にD→F→Aといった動きで上昇下降を繰り返す)。こんな基礎練のような譜面の組み合わせで美しい音楽ができてしまうとは。

それ以降、Paertの作品は見つけるごとにCDを購入していましたが、そのうちだんだん印象が薄くなってきてしまい。最近は演奏家によっては、くらいの購入度になっています。確かに静かできれいなのだけれど、今のところ安定した書法すぎて、新しい曲への期待感という意味ではそれほどでもなかったり、ということなのかも。でもいつか問題作が生まれ出たりして。


笹崎の好きな曲Best5
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

1. タブラ・ラサ     この曲の印象が自分には強烈だった
2. ヨハネ受難曲     全曲約75分の最後の最後で何かが起こる
3. フラトレス      さまざま楽器編成の編曲があるが、ヴァイオリンとピアノの版が好き
4. 鏡の中の鏡      この曲はよく演奏して遊びます
5. スターバト・マーテル 単純で清楚な時間が流れるのです

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

でも、こういう中世・ルネッサンスに戻ったかのような静かで平安な響きは、現代の慌しい世の中への反動としての存在感を感じたりもするんですね。


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